先週のお話。


メガネを掛けた時に違和感を覚えませんか?

より良い掛け心地を求めて技術を磨くために私の師匠が主催するフィッティングセミナーに行ってきました。

痛い、ズレる、傾く…など。

それらを解消するためのフィッティング。

でもただ解消できれば良いってものでもなく

意外と奥は深いんです。


その話はまたの機会に^^。


メガネ修理の手前…歪んだ、とかしっかり掛からない、とか。

それを快適に掛けられるように調整することをフィッティングといいます。


基本的には店頭にお越しいただくのですが事情次第ではこちらからお客様の元に出向き合わせます。

写真の工具箱を持って。


触ってみると修理が必要な箇所を発見することもあります。

ちょっとしたことですが生活の質を高めるために大事なことです、違和感を感じたら声をかけてくださいね(^^)。

メガネは買った時の状態そのままで使われることはほとんどありません。

ユーザーの顔に合わせるフィッティングという作業が必要になります。


こちらの写真、メガネを横から見たところですが向かって左は未調整、右は調整済みです。

顔の向きや耳の高さとのバランスで前枠の角度を変えてます。

続いては鼻パッドの位置

こちらは調整前

こちらは調整済み

鼻の形状に合わせるためにパッド間の幅を広げて向きを寝かせてます。

また、目とレンズの距離を最適化するよう高さを詰めてます。

次は耳当て

調整前では長さ、形状ともに合ってないので締めて痛くなってもズレたり…と兎に角快適にかけることができません。

調整済み

耳の位置、形状に合わせ直してます。

もっと極端な形になることも少なくありません。

上が調整済み、下が調整前

まったく同じフレームではないので分かりにくいかもしれませんが鼻パッドの位置、耳当ての形が全然違うのがお分かりいただけるかと思います。

これをするしないでメガネの快適さはもちろん、日々の表情にも変化が出ます。

違和感を感じても「こんなもんかも…」と思う人は案外多いです。

今一度見直されてはいかがでしょうか?

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