メガネの破損・不具合、不快な掛け心地を直します。 兵庫県姫路市の眼鏡店、グラスミアの"ドクターD"による メガネ修理・フィッティング記録や日常。
2018
02
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新素材の丁番折れです。
出先でこうなったので、取り敢えず自宅まで掛けれるように…との依頼。
応急処置ですがシッカリと繋ぎました。
見た目ではハナからこんなデザインだった、と云っても通るでしょうか(笑)?
裏から見たところ。
テンプル(ツル)を畳むことが出来ないのが難点ですがそこはご容赦願ってます(^^;。
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一見普通のクリングス(鼻パッドを支える部分)のロー付けですが、ワンタッチパッドという特殊なパーツを使用するため、折れた部品を再利用します。
こちらの場合、合金製なので火を当て過ぎるとバラバラになるので要注意です。
写真はピンポイントで付けた状態。
塗装も殆ど傷めず付けることができました。
あとは付けた部分を塗れば完成です。
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レンズを留めるリムロックという部品が千切れてます。
ロー離れではないので難易度は高めです。
しかも多くのパーツが集まってる部位で形状も複雑、細かい箇所なので強度も確保したい…
合金よりもチタン素材の方がやりやすく、今回は後者。
延焼も少なく無事付きました。
着色して組み上げて完成^ ^。
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金無垢フレームに使われる鼻パッドの金属部は当然金が使われてます。
ということは、劣化して交換…ともなるとそれだけで数千円かかるんです。
それもどうなの?ってことで磨いてみました。
下の写真左がビフォー、右がアフターです。
随分とキレイになり透明感も出ました。
クラック(ヒビ割れ)があるとその補修まではできませんが、磨いて見た目を美しく再利用はできます。
もちろん材質にもよりますが。
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こちらは一般的なアセテートと云われる素材のセルフレーム。
派手に壊れてますがまだ新しいので直すことができます。
補強をして溶着するんですが、鼻当てが別の金属パーツとなってて、どうしても強度に不安が出ます。
なので補強はより念入りに。
裏から見るとこんな感じ
少しゴツくなりましたが使いやすさ優先ということで^ ^。
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「スゴく急いでるんです!」
「予備のメガネがないので(それが)ないと困るんです!」
「ちょっと買い物に行ってる間に直りますか?」
…など事情は様々ですが、仕上げの美しさや使い続けるための強度よりも、とにかくスピード重視!という場合もよくあります。
破損箇所や材質、壊れ方によって答えは違いますが写真のようなケース(合金)のロー付けでは塗装ナシなら最速15分程度で引渡し可能です。
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チタンフレームで弾力のあるタイプは弾力性を持たせるため構造的にも細く、そこに負荷が掛かりすぎると折れてしまいます。
弾力性は戻りませんが、強度を上げて使用に耐えれるように直します。
もちろん見た目も極力違和感のないように。
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イレギュラーですがたまにはこんなこともやってます。
メタルフレームのフロント(前枠)の艶消しを艶ありに。
バフを使った磨くだけですが造りが入り組んでなかなか難しいです。
ちょっと分かりにくいかな…?
全体がピカピカになりました^ ^。
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ナイロールという半分縁があるタイプのフレームのロー離れで、素材はチタンです。
後で曲げるなどの修正ができないタイプなので、取り付ける位置や角度に気を遣いつつ、でもしっかりと強度を確保して直します。
捻れなく、焼けた痕も最小限で済みました^ ^。
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一瞬、どこが壊れてるの?と思ったんですが…。
向かって右側(左目のところ)のリムから智というパーツのロー離れです。
飾りの組み付けもあるのでバランス良く付けないといけません。
最後に塗料を調色し、塗ってから組立てて完成です。
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