お子さんはよくメガネを壊します。

親御さんには「どんなに壊れにくいメガネでも意外な壊し方をすることがあるので、九分九厘壊す、と思っておいてください。」と筆者は言ってます。

それくらい壊すんです。

こちらもすでに左右の丁番をロー付け修理されてますが、今回はまた右の丁番金具がちぎれてます。

早速付け直します。

炭を落とし、色を塗って、乾燥後組み付けると完成です。

素材にもよりけりですが何度でも直します。

なので安心して使い倒してくださいね^^。

テンプル(つる)が樹脂の「セル手」というタイプですが長年の使用でテンプルの油分がなくなり白く風化してしまってます。

これのツヤを復活させます。

こちらだと風化具合がよく解りますね。

これが…

こうなりました(^。^)!

見た目ハッキリと若返りましたね。

更に愛着も湧くことでしょう。

インポート品のフレームでフロント(前枠)側の丁番金具が取れてしまってます。

外せる部品は全て外してロー付けします。

付きました。

炭を落として塗装を施します。


充分に乾燥させたら組み付けて完成です(^-^)。

トマトグラッシーズというこども向けフレームです。

柔軟性があり壊れにくいんですがそれでもお子さんは壊します(笑)。

中でもよく見るのがこちら。

前枠ですがテンプル(ツル)との接続部の輪が切れてしまってます。

素材の性格上他のパーツをくっ付けるという訳にはいかず、以前は前枠の交換のみの対応でした。

それが…

輪の再生。

残った部分を削り出してます。

知合いを通じて教わった方法でかなり使えます。

最速30分でお渡しできるので不便な時間も最小限で済みますね。

ただ強度はそれなりなのと同じ箇所は2回目はできないのでできるだけ丁寧に使ってください(^^;。

メタルフレームのレンズを留めるリムロックという部分が折れてます。

しかもしっかりロー付け跡が残ってるので今回2回目以上、ということになります。

切れた部分をそのまま繋いでも強度に不安があるので違うパーツを根元から付け直すことにします。

他の接合部まで一緒にバラバラにならないよう慎重にかかります。

無事付けました。噛み合わせもまずまずです。

色を塗って完成です(^^)。

メガネを片手で着け外しするとよく片方が広がったり曲がったりするんですが、セルフレームの場合こちらのように丁番金具が抜けてしまうことがあります。

なんだか微妙な位置で止まってますがこのままではすっぽ抜けるのも時間の問題なので、一旦抜いて埋め戻すことにします。

元通り、掛け心地も強度も復活しました。

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