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少し前のネタになります。

セル手という樹脂で覆われてるタイプの丁番金具のチギれです。

これを直す際には樹脂が熱で変形したり燃えたりするのを防がなければいけません。

そのためにはどこかに切れ込みを入れてて曲げたり切り取ったりします。

こちらは切り取ったものを再び貼り付け、磨いたもの。

段差はありませんが見た目にはハッキリと痕が残ってますね。

最近はより痕が残りにくいようように改良されました。

メガネ修理も進化してるのです(^^)。

耳に掛かる部分が長すぎるので詰めて短くすることをテンプルカットと云います。

メタルフレームでモダン(樹脂の被せ)のタイプだとよくありますがセルフレームでは少数。

でも使用される方の顔サイズはマチマチなのでそこは合わせます。

明らかに長いですね。

短くするとこうなりました。

引っ掛かりや寝転んだ時に気にならなくなったと喜ばれてます(^o^)。

耳のところは掛かり具合によって何度も曲げ直しをする事があります。

また場所柄汗など湿気を溜めやすく、合金では青錆びを発生させる事が少なくありません。

などの条件が重なるとこちらのように折れます。

あ、ちょっと分かりにくい…(・・;)

これももちろん直します。

曲げには影響しない位置でロー付け

調整の時は付けた箇所を曲げないよう要注意です。

修理品の中には既存の修理用パーツを使えないケースが多々あります。

こちらの丁番金具(リングのとこ)もそれで、既存のパーツでは高さが足りず、取付けや開閉に支障が出ます。

そこで高さを確保するための工夫が必要になります。

そうして取付けたものがこちら。

着色して完成^ ^。

長年使用されてるセルフレームは油分が抜けていきます。

そうなるとツヤがなくなって白く濁ったり、カチカチになって割れやすくなったりします。

こちらは耳の当たる箇所ですが左右とも完全に割れてしまってます。

同じ樹脂で埋めていきますが古くなった部分は溶けにく、繋がりにくいので大変ですが時間をかけてじっくりと作業します。

跡は残ってますが以前通り使用できるようになりました。